「グランフォンド飯豊」コース試走報告

2010年5月23日(日)
Start 8:08 〜 Goal 16:00
距離 163km
気温20℃,曇時々薄日射す

試走者:なでら男@チームホシ


 8時8分,通常スタート時間よりも8分遅れて,総合運動公園をスタート。

 信号を越えて少し進めば,最初の分岐。R121 から左の側道に降ります。(スタートより約500m)※地図上の距離ですので実走行とは異なる場合があります。

 そのまま側道を真っすぐに進み,次の分岐へ。

側道に出て大きな道路一本目を左折(スタートより約2.1km)

真っすぐに進むとやがてT字路に。そこを右折。県道3号へ。(スタートより約3.2km)

道なりに進みます。米沢第六中学校,六郷小学校を過ぎて,途中で県道242 へ。左手に地吹雪の防護柵があるところの信号を左折。(スタートより約6.9km)

左折後は道なり。

2km 位で,やがて米坂線の踏み切りを渡ります。(スタートより約8.7km)

渡ったら,T字路を右折。R287 に入り,少しだけ北上。道幅が狭く,交通量が多いので注意。
下の看板がでた先のT字路で左折。コンビニあり。(約9.1km)

左折後は道なり。田舎道(県道239)を走ります。途中,農業用水の堤のところに右への立派な道がありますが,無視して直進。

やがて,小さな丘越えがあります。

丘を越えて降り,しばらく行くとT字路があるので,そこを左折。曲がって直ぐに右手に酒屋があります。(約12.9km)

さらに進んで,東沢小学校のところの十字路を右折します。(約13.4km)

田舎道を道なりに進みます。

やがて,新蔵峠(実際には他の場所らしいですが)とは名ばかりの丘越えに毛の生えたような峠越えです。
一旦登って,平坦になって,もう一回登る,二段登りになっています。

ダーッと降っていくと,やがて十字路が現れます。左折し,御伊勢町に向います。(約17.1km)※見逃し注意

御伊勢町の集落を通過して,下の十字路で右折。ここまで集落内のほんの小さな登り(と言うほどのものでもないが)を2回ほど通過。
矢印の「瑞光寺」の看板がポイントです。当日は,案内板が設置されると思います。(約18.8km)※見逃し注意

少し進むと十字路に。左手前方の角に「カラオケスナック デワジ」という店があります。直進です。ここも少し見通しが悪いので要注意。(約19.4km)

あとは道なりです。途中にちょっとした工事中箇所があり,すれ違いの車両などに注意。

やがて,道は勾配を増して,最初の峠らしい峠の菅沼峠へと登り始めます。

途中瞬間的に 13-14% のところがありますが,平均すれば 6% ほどでしょうか。
登り口部分と中間辺りに少々きつい勾配があります。

「飯豊町」の看板がある切り通しが見えたら,ピークです。ここから降りです。(約24km)
降り始めが道が狭いし,路面が悪いので要注意。

少し降ると,道が広くなります。

しばらく降ると,やがて白川ダムが見えてきます。天気が良ければ,ここから奇麗な飯豊山が見えるはず。

そして,その先のT字路を左折。(約28km)

橋を渡って,白川荘方面へ。

白川荘を通過して,そのまま道なりに進みます。このあたりにPC1を設置する予定です。

この辺りも正面に飯豊山が見えるはず。天気が良ければですが。

やがて,小国方面への分岐が出て来ます。このゲートのある道に入ります。右折です。(約34.4km)

「白川ワラビ園」の看板と厳めしいゲートが目印です。ここから九才峠へ向います。

最初の入りが少々きついですが,あとはダラダラです。平均4%くらいでしょうか。「小国町」の看板が見えたらピークです。(約36.6km 九才峠)
下り始めが急勾配で最初のカーブが急カーブです。スピードの出し過ぎにご注意。

山間の県道をどんどん下ります。途中,狭く見通しが悪いところなどもありますので,ご注意。
カーブミラーなどにも注意を払って下さい。特に,山菜採りの車が至るところに停車してますので,要注意です。

胡桃平の集落にでます。子供たちが道で遊んでたりするので注意して下さい。
この辺りはみんな親切なので,頼めば水などは貰えます(笑)。

さらに降るとやがて叶水の集落にでます。

小学校と中学校が一緒になった学校を過ぎたところに,このコース内の補給ポイントの「叶水酒店」があります。

が,試走当日は営業してませんでした。イベント当日は営業してくれると良いのですが。
カップラーメンを買って,お湯を貰って食べることが多いです。(約47km)

この看板のところです。

往路はここを真っすぐに進みます。やがて,左手にダム(のバックウォーター)が見えてきます。
道なりにダムの上の橋を渡り,ちょっと登り勾配になってきた頃に「子持トンネル」が見えてきます。

子持トンネルはおおよそ 1km ほど。テールライト,前照灯をお忘れなく。

トンネルを抜ければ,快適な下りが待っています。途中に変な名前の沢に掛かる変な名前の橋を渡ります。
沢と橋の名前は,ご自分で確かめて下さい(笑)。ずーっと降っていて,やがて,樽口の看板が出て来ます。ここを左折。(約54.1km)

大滝の集落を通過します。左手の方に,温泉宿があります。

やがて,大滝わらび園が見えてきます。当日はきっと多くの車が来ていると思います。
木曜と日曜日が開演日で,時間は9時半から11時頃です。
多くの参加者はこの時間帯にここを通過すると思います。

Y字路になってます。左手は極楽峠を経由して叶水(新股)に行く道ですが,現在封鎖中です。
ここを右手に行きます。いきなり急勾配の登りのヘアピンカーブになりますが,急なのは入りの部分だけです。(約55.2km)

細い道を登って行きます。ここも山菜採りの車が多数停車していると思われますので,ブラインドコーナーなどは要注意です。

やがて,百子沢峠に着きます。天気さえ良ければ,真っ正面に飯豊本山が見えるはず。写真では僅かに写っています。

ここからは広い舗装道路の快適な下りが始まります。勾配は 8%くらい。でも,しばらく降ると突然道が狭くなります。
下の画像の車が停車している辺りです。ここまで,時速 60km 位で降れますので,
この狭くなるポイントの前に充分な減速をお願いします。対向車が結構な確率で来ます。

道が狭くなって,左手の「百子沢」の看板を通過すると,また,急勾配の降りになります。
ほんの短い下りですが,14-15% ほどあると思います。

で,一旦道が広くなって 10% の降りになります。

が,橋のところでまた急激に細くなります。橋の上には砂なども浮いていますので十分に減速して下さい。
橋の手前は 15% くらいあります。橋を渡って右方向に直角に曲がります。(約59km)

そして,さらにその先にブラインドコーナーがあります。カーブミラーもありませんので,これまた要注意。

沢沿いの細い道を走ると急に視界が開け,道は太くなります。「町内 樽口」の看板がでたら,次のT字路を左折です。(約59.7km)

以前は,矢印の樹に「樽口峠」の看板があったのですが,落ちてしまってます。

どなたか直してくれませんかね?(笑)

こんな看板もありますが,問題ないようです。気にしないで下さい。

この先のわらび園(足水中里わらび園)も大盛況です。車は,新潟,仙台などが多いようですね。

樽口わらび園も大盛況。

「生ビール」の幟に,少々後ろ髪を引かれつつ,先を急ぎます(笑)。

やがて,樽口の集落に着きます。今でこそ,車がありますが,昔はどうやって生活していたんでしょうか?

味のある看板が出迎えてくれます。

先に行くと,橋を渡り,やがて,樽口峠への最後の登りにかかります。「樽口峠→」の看板あり。

ここからの登りは道端のカタクリでも眺めながら,のんびりと,...(笑)。

途中,10% くらいのところもありますが,概ねダラダラ登りです。途中,一旦降る箇所があります。

右手にある電気関連の施設(小屋みたいな奴?)のようなものを過ぎれば,直ぐに,道標のところに出ます。(約67.4km)

この先に進めば,展望駐車場です。

ここも満員御礼状態です。イワナの塩焼きや缶ビールがありますが,ここも後ろ髪を引かれつつ先を急ぎます。

下りの途中にも多くの山菜採りの,じいちゃん,ばーちゃん,おばちゃん,おじちゃんがいますので,要注意です。

道なりに走って,やがて小学校と商店のところの分岐にでます。左折です。(約73.6km)

飯豊山を真っ正面に見ながら進みます。

もしお腹が減っていたら,「越後屋」さんで蕎麦かうどんをどうぞ(笑)。

しばらく進むと,梅花皮荘(かいらぎそう)との分岐に出ます。直進です。
どうしても温泉に入りたいという方は梅花皮荘の脇に「川なんとか」いう温泉銭湯みたいなものがあります。

ゲートはオープンしてます。

ここから先は画像は少し遠慮しておきましょう。ご自分の目でお楽しみ下さい。道なりです。

こういう道端の沢にある残雪のスノーブリッジ部分から冷風が噴き出します。

ブナの新緑に癒されつつ,....

この橋を渡れば,少し登って直ぐに折り返し点です。

飯豊山荘を通過して,..

少し進むと折り返し点です。残念ながら,画像落ちしてました(泣)。(約80km)

折り返し点はブヨなどが多いので,虫除けスプレーの携帯を推奨します。
山のブヨに刺されると,いつまでも痒くて大変です。

折り返して,お腹が減ったので「越後屋」さんで「飯豊うどん」の大盛りを食します。
ご主人の遊び心というハート型のうどんが3枚入ってました。

さて,道なりに下ります。少々退屈な道ですが,走らないと帰られません。

10キロほども降って,杉林の隙間にオレンジ色の橋が見えたら直ぐに分岐です。

この橋を渡って,右折。(約91.7km)

玉川の奇麗な流れでちょっとだけ休憩。ここからはダラダラ登り。

やがて,樽口への分岐へ。ここをさっきは右に行きました。ここからは来た道を帰ります。(約102.7km)

百子沢峠を逆に登るのが,復路の一番きついところです。頑張りましょう。

橋を渡ると,いきなりの急勾配になります。

10% 勾配を登ると,さらに,短い急勾配箇所が,....。民家のところで一旦楽になり,
そこからまた9%くらいの登りがあって,それを登り切ると峠着。
降りは狭いコースなので対向車に注意。カーブミラーをよく見ましょう。

降り切って,調査のために「通行禁止」状態の極楽峠へ向います。進行方向は斜め右です。よい子は真似しちゃいけません(笑)。(約107.1km)

しっかりしたバリケードが,....

どこか崩落したりしている箇所でもあるのかと思いつつ走ります。峠近くになると,ブナの林が現れます。

路面は掃除されていないので,木々や落ち葉などが沢山落ちてます。小石なども落ちており,走行には注意が必要。
途中で降りてきた車とすれ違いましたが,一体,どこからどうやって入り込んだんでしょうか?

なんということもなく峠通過。自転車の走行に関しては問題ないようです。

新股側の登り口にある水芭蕉の群生地は盛りは過ぎてました。

これが新股側のバリケード。

叶水酒店でちょっとだけ休憩。(約115.5km)やっぱり店が閉まっていたので,飲み物だけ。同じように休憩しているローディーと話したら,
来週のための試走だったとか。と,そこで,ママチャリでこのコースを走っている人がいたとの情報が,..。
きっとブロック屋さんに違いない(笑)。

九才峠の小国町側は長い。向かい風でなかなかスピードが上がらない。で,最後の登りが急勾配。
ようやく越えて,中津川集落を経由して,菅沼峠を越えて玉庭に降りてきて,「カラオケスナック デワジ」の十字路を右折します。(約143.3km)

いつも思うのですが,お客はいるのでしょうか?(笑)

道なりに走って,サンマリーナ玉庭の丘越えに掛かかります。
これが真っすぐな坂で一番急なところは 12%ほどもあるので,なかなか辛いものがあります。

でも,これが最後の登りです。これを登り切ったら,後は下り基調と平坦だけです。最後の踏ん張りどころです。

降ってきて,R121 に出る手前は,道にグルービングが施され,
下手をするとタイヤを取られることもあるので,注意して走行して下さい。

降り切ったT字路を左折して,米沢市内に向います。(約150.2km)

R121 は,大型トラックも多く通りますので,走行注意です。下り基調なので快適に走れるはずです。

歩道工事中の箇所もあります。対向車が膨らんでくるかも知れないので走行注意です。

鬼面川を渡ればゴールはもうすぐ。

この交差点を左折して(約159km),しばらく行けば,米坂線の跨線橋を越えます(跨線橋も画像落ち)。

この辺りから車も多くなります。さらに,ヨークベニマル辺りは店に入る車出る車で混雑しますし,
マナーもなにもなっていない最低の運転手も多くおりますので,巻き込み,飛び出しなど極力ご注意下さい。

で,ゴールです。8時間弱でした。(約162.8km)

ちょっと戻って写真撮ったりした箇所もありますので,少し距離が延びているかも知れません。

当日も,いい天気であることをお祈りして,試走終了です(笑)。

 

注意点

1.山菜採りの車が至るところに停車してます。特にお年寄りは,他の迷惑省みずといった方も多く,しかも,自転車のスピードを全く理解していないために要 注意です。
さらに,途中のわらび園,樽口の展望駐車場共に物凄い人出です。おばちゃんが缶ビール片手にフラフラしていることもあるので要注意です。
ま,こ れだけ人のいる状況の方が,降りなどは注意して走るので,事故回避の意味では好都合かも知れません。
駐車場では,わらび採りの客からもてはやされました。 「うわ〜,すごい!どこから来たの? この自転車,いくら? かっこい〜〜!」。
正直,恥ずかしくなって,最後は不機嫌になりました。
駐車場では,イワナ の塩焼き 400 円で食べられます(値段は今一つ不明確。たしか,この程度だったような)。ビールもありましたが,NG です(笑)。

2.山の中では全般的ですが,折り返し点付近,ブヨが特にひどいです。あっという間に集まってきます。
5分停車したら,多分数箇所刺されます。じっとしな いことが肝心です。
山のブヨに刺されると,個人差はありますが,酷い人になると熱が出て,脚がパンパンに晴れ上がり,
刺されたところがただれたりと酷い状 況になり,通院が必要になることもありますので,虫除けの小さなスプレーなどを持参することを推奨します。
わたしも,折り返し点では写真2枚を撮ってすぐ さま引き返しました。もっとも,その画像がメディアに記録されてなくて,ガッカリしましたが。

幸い,週間予報では晴れ時々曇ということのようです。天気予報が当たることを心より祈念しております。db(_ _

復路の極楽峠ですが,いまだに小倉〜新股間が通行止めになっています。
念のために,ゲー トを越えて走ってみましたが,雪は消えてますし,崩落箇所などもなく,
メンテナンスさえ終われば通行止めは直ぐに解除されそうです。
ただ,現時点では木々 の枝,小石などが沢山落ちており,コーナリングなどには気を遣います。
一度,コーナリング中に前輪で小石を踏んでしまい,ヒヤッとしました。

そんな訳で,今週中に通行止めが解除されない場合には,往路復路共に昨年同様に子持トンネルを通過することになります。