雨の中,グランフォンド飯豊の「試走」に行ってみた!

 ジャージ姿で,降る雨を見つめつつ,何故,人は雨の日は外に出たくないのだろう?などと,哲学的(?)妄想に耽っているうちに時間ばかりが 過ぎていく。今日走らないと,GF飯豊のコースを通しで試走できる機会は,平日に休みを取らない限りなくなる。なので,覚悟を決めて8時半近くになって ザーザー降る中,家を出た。

 購入したまま使っていなかったレインシューズカバーなるものを履いてみたが,なにやらデカ過ぎる。たしか,星輪店で,こっちだろ!とか言わ れて,ちょっと大きいサイズを買ったような気がする(苦笑)。やっぱり,サイズって大事だ。雨具は,さすがに今の時季,ゴアのフル雨具は必要ないだろうと カンパの簡易雨具をチョイス。グローブは指切り。ノースリーブと半袖のアンダーを重ね着して,アーム&レッグウォーマと半袖ジャージという出で立ち。頭に はレインキャップ。が,結論から言えば,寒かった,...気温11℃。ゴアの雨具が欲しかった。

 スタート予定時間(8時)から少し遅れて,8時40分頃にスタート地点の米沢総合運動公園をスタート。雨の中,淡々とコースを辿る。玉庭の 御伊勢町辺りまでは,水田仕事の作業車の落としていった泥が舗装路のあちこちにあり,泥水の水溜まり状態多数。最早,多少濡れようがどうしようが,どうと いったことはなく,ずぶ濡れ状態なのだが,それでも泥水を巻き上げるのは極力避けつつ走る。これは後始末の面倒さやらチェーンの摩耗などの回避という意味 で。

 新蔵峠の辺りから雨は気にならなくなってきた。そして,雨に洗われた新緑の美しさなどを愛でる余裕も出てきた。やはり,サイクリストたるもの雨,風,雪,坂道くらいで怯んでいてはいかん(笑)。自然の中で,自然を全て受け入れて行う遊び,それがサイクリング。

 以下,感想などとともに,ちょいと注意すべき箇所などを書き連ねてみる。まずは,玉庭側から登る菅沼峠である。

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 画像は,雨の上がった復路で撮影したものだが,菅沼峠の登り口の急勾配を登って,最初の九十九折りの箇所。スタート後20数キロほどのとこ ろ(?)。舗装が痛んで,砂利が敷いてある。砂利の敷いてある部分を避けて走ると,インコース側かアウトコース側になる。インコース側の一番の急勾配箇所 は18%くらいあるので,アウトコース側を行きたくなるが,砂利が散らばっているし,対向車がある場合もあるので要注意。頑張って,インコース側を推奨 (笑)。なに,ほんの10mほどである(笑)。

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菅沼峠の途中,往きは雨ザーザーである。Edge800J には一応ラップを撒いておいた。ピーク付近にはタムシバが沢山咲いていた。

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関係ないけど,白川ダムでモーターボートが航行中。初めて見た

 中津川の九才峠への分岐に向けて走るが,なぜかスピードが上がらない。なんだろうなぁ,今日は調子悪いのか?と思っていたら,そこそこの向 かい風の様子。九才峠への分岐の手前でマイクロバスやら大型観光バスやらに抜かれる。そして,このバスが九才峠のゲートに入って行った。え?あんなでかい バスが一体どこに?と思いつつ峠のピークまで行ってみれば,ワラビ採りの一団が注意事項の説明を聞いていた。しかし,いわきナンバーの観光バス2台で来る とは,..。すげぇ~なぁと思いつつ降りに入る。

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大型バスから降り立ったジーチャン,バーチャン。この雨でもワラビ採りとはジーチャン,バーちゃんの熱意恐るべし

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 寒いせいか,汗は全く出ず。下っていると尿意を催したので,ちょいと停車。こんな道を下る。対向車には呉々も注意。

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 雨はザーザー降っているものの,空が極端に暗くはなっておらず,そこそこ明るい。なので,新緑とか,残っている八重桜などが愉しめる。雨の 日は,これはこれでなかなか愉しいと認識を新たにした。いつぞやのブルベで土砂降りの深夜,150km も走ったことを思えば,これしきのことは何でもない(笑)。が,それにしても寒い。指切りグローブをチョイスしたのだが,この気温と雨では指付きがよかっ たようだ。

 いつも立ち寄る叶水酒店は,今日は営業していた様子(中の灯が点いていた)。が,立ち寄らずに,そのまま子持トンネルに向う。トンネルの中 は比較的暖かい。トンネルを抜けると,また結構な雨粒がバチバチと顔に当たる。これが結構痛い。トンネル出口に設置してある電光掲示板の温度計の表示は 11℃。寒いだろ!!

 大滝温泉を左手に見ながら,道なりに真っすぐに小国町内(なのかな?)に。健康の森・横根に向う。分岐がわかり辛いとの話もある。

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ず~っと進めば,最初に現れる「十字路」のマーク(上の画像)が分岐の目印である

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十字路の手前の左の角の家の入り口には「赤いポスト」がある

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右の角には,上の画像の,「黄色いブラインドの家」

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 十字路を左折して,住宅地(という表現が良いのかどうか)を過ぎれば,こんな田舎の農道みたいな道が現れる。なかなか,長閑である。上の画像の中ほどのビニールハウスの脇を過ぎた辺りから少し登る。そして,下ったり,登ったりしてしばらく進むと,...

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 こんな分岐が現れる。看板には「健康の森・横根」2.7km の表示(が,あったように思うが,...)。奥の道の角には池もある。画像はカメラのレンズが濡れてしまって,ボケボケになってしまった。この先もちょい と登ったり,ちょいと下ったりしながら進んで,少し下って,沢に掛かる橋を渡って,カーブを回り込んだところから本格的に登り始める。10% オーバーがチョコチョコ現れるようになる。そんな道を走っていくと,...

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 健康の森・横根に到着。この辺りで雨がほぼ上がった。ここを道なりに右に回り込んで少し登ると,...

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 T字路があって,そこにこんな道標がある。「朴ノ木峠」は,ここから 1.5km ほど。平均勾配は4~5%くらい。所々にちょっとした急勾配箇所あり。なお,上の道標から 500m ほども進むと,右の道端に沢水を引いてパイプから流れ出す水場がある。缶ビールの空き缶利用のコップが二つほど置いてある。生水なので,補給は自己責任 で。オレの場合は問題なしだけど。

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 右側に「デベソ山」,左側に「聖観音」の標識が出たら,峠到着。雲がなければ,飯豊山が望める。上の画像の黄色の矢印辺りに,雲の切れ間か ら覗く飯豊山が僅かに見える。この先の景色に期待を持った瞬間(笑)。もしかしたら,飯豊の女神様が,雲のベールを脱いで奇麗な姿を見せてくれるかも知れ ない,..。

 下って行く。急勾配かつブラインドコーナーも多く,天気さえ良ければ,山菜採りの車が結構通るので要注意。天気の悪い今日でも,数台の車とすれ違った。3キロほど下ると,...

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 上の画像の県道15との合流地点に出る。ここを左折。基本的にダラダラ登っている道路を樽口峠の分岐まで走る。途中にある足水川の橋を渡っ た先の右手にも小さな水場あり。補給は自己責任でどうぞ。さらに進んで小さな丘(とも言えないほどの丘モドキ)を越えて下って,橋を渡ったところが樽口峠 への分岐である。分岐の箇所には,「樽口観光ワラビ園」とか「足水中里ワラビ園」などの看板あり。そこを右折。あとは道なりに進む。

 新潟ナンバーの車が多数訪れていて,皆,ワラビ採りの様子。でかいレジ袋に3つ,4つと採っている叔父さんもいて,人間ってのは欲が深いなぁ等と思いつつ走行。樽口観光ワラビ園は開園していたようで,休憩所ではいくつかのグループが賑やかに語らっていた。

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 3キロほどで樽口峠への登り口に到達する。樽口峠への登り口のバリケードも無くなっていた。この時点で,コースはオールクリアだと思ったんだが,....。登り口の先週まで雪の回廊状態だったところも,雪はほとんど消えていた。

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 何ということもなく峠到着。今日は自分よりも遥かに速い同行者がいないので,マッタリマイペース走行なので,えらく快適かつラクチンであ る。雨の中でゼーゼー走るのは「修業」以外ののにものでもなくなるので,今日は息が上がらない程度の負荷で走行することに決めている。先週に比べれば,少 し(かなり?)遅いけど,それでも10分とか15分とかくらいしか違わないし。そこそこきついコースを走る時には一人が一番楽である。

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 そして,展望駐車場では,「雨の中,試走,ご苦労様!」と飯豊の女神がご褒美を用意してくれていた。♪飯豊には,それはぁ,それは奇麗な, 女神様がおるんやでぇ~~~~♪ 他に誰もおらず,一人きりで飯豊の勇姿を堪能。が,10秒間立ち止ると,猛烈な数の羽虫にまとわりつかれる。

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 羽虫にまとわりつかれつつ,こんな写真撮りながら,ついにやけてしまう,..(笑)

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 だが,なぜか小玉川側の下りの道の入り口に「全面通行止め」のバリケードが,.。なんで?と不審に思いつつ,サイドを通過。下って行くが,別段何もない,..。

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 もしかして,これのせいか?と思いつつ,小玉川側に下る。下ってきたら,入口側にも「全面通行止め」のバリケード。が,二つ置いてあるコーンを退ければ,車一台が通れるスペースが開ける程度のバリケード。これは,形だけの通行止めか?

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 越後屋の脇を通り,折り返し点の梅花皮荘(かいらぎそう)へ。飯豊山荘への道のゲートはやはり閉鎖されていた。

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一応,ここまで来たよという証拠写真などを(セルフタイマー)。ちょいと腰が痛くて,前かがみ状態(苦笑)

 川入荘のところで,まったりと腰を下ろして,持参したおにぎり2個を食し,補給完了。ここも少し虫がいる。自宅と加藤さんに電話してから, 復路に向う。まず,越後屋にお邪魔して,店主に樽口峠のワラビ園の開園時期やら,「全面通行止め」の内容などについて伺った。それによれば,山焼きも終っ たので,多分29日にワラビ園は開園されるんじゃないのかとのこと。なんでも,山焼きしてから10~14日くらいでワラビがニョキニョキ出るらしい。それ と,「全面通行止め」に関しては,路肩が崩れている箇所(上の写真)のせいではないのかと。でも,ワラビ園が開園したら,小玉川側のゲートを開けないと大 変だろうから,そのときに開けるんじゃないのかと思うけど,はっきりしたことはわからないとのこと。詳しいことは,小国町役場の観光課などに訊ねてみてく れということだった。もし,開かなかったら,最悪,裏側から登って降りてきて,梅花皮荘折り返し?少し距離が増えるかも,..。

 今日は食事もせずに,来週また来るからとそそくさと越後屋を後にした。県道260を R113方面に向って下る。「足水中里 →」の標識に従って,新田橋を渡り,登り基調の県道15をしばらく進むと,先ほど降りてきた「健康の森・横根」の道標が見えてくる。

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 ここを左折。復路の山場の「朴ノ木峠アゲイン」である。いきなり始まる 10% 勾配の登り。峠までは距離3キロほどだが,最初の2キロの平均勾配が約 10% ほど。ガーミンの勾配表示を見ていると,8, 9, 10, 11, 12% 辺りがのべつ幕無しに表示される。もっとも,所々に4~6%を挟むのでなんとかなるのだが,..。汗をかきつつ峠着。

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二度目の朴ノ木峠へ。もう山は見えてない。

 ここからは小国に向って下る。この道も対向車が多いので要注意。ここからはもうノンストップ。子持ちトンネルを越えて,叶水酒店にも立ち寄 らず,そのまま裏・九才峠へ。裏・九才峠の登りに掛かる辺りから,空が暗くなって,霧雨が降ってきた。九才峠のピーク近くでは霧も出てきてかなり視界が悪 い。

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ピーク手前では霧雨&霧で再び雨具を付ける

 中津川に降りた辺りから,また少し明るくなって,後は一気呵成にゴールまで。市街に入って,跨線橋を越えた辺りからベニマルの前辺りは要注意。マナーもへったくれもない運転手が多数。しかも,車は見てても自転車は見てない,おばちゃんとかニーチャンも多数。

 午後4時25分頃にゴール。162km, 獲得標高 2900m,所要時間7時間45分だった。補給は,水ボトル2本,おにぎり2個,羊羹2個,..だけ。我ながら少な過ぎる。

 

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