第2回 グランフォンド飯豊

コースに関する情報と走行時の注意事項

2009/6/19 updated

5月30日に,全コースの試走をしました。その際の情報を基に,グランフォンド飯豊の
参加者のためにコース情報と走行上の注意すべき点などを挙げておきます。
なお,以下は,試走者個人の認識での注意事項です。この他の場所についても走行時は充分に注意をお願いします。
事故のない,楽しいサイクリングでイベント当日を締め括りましょう。

下記の注意事項は,ルートラボ とロードマップなどを見ながらご確認下さい。なお,画像は5月30日現在のものです。
さらに,携帯のデジカメなので,風景の素晴らしさは十分に表現できていません。是非ご自分の目でお確かめ下さい。

コースマップ(往路)
コースマップ(復路)


・全般的な注意事項として,ブラインドコーナーの先には山菜採りのじいさんの車が駐車している,路上に駐車してある車のドアは突然開く,道端を歩いている,あるいは自転車に乗った老人は道の真ん中に突然出てくる,倒れてくる,道端の家の玄関からは子供が突然飛び出してくる,などなど,..常に最悪のタイミングと事態を想定して,安全確認および予測行動をお願い致します。

・レースではありません。多人数でスタートするロングライドのサイクリングイベントです。無茶な競い合いはしないようにお願いします。登りの競い合いは極々穏便に,降りは呉々もマシンコントロールに余裕を持って走行して下さい。

・所々で工事(ガードレール,橋および道路補修)をしていました。イベント当日まで続いているかどうか不明ですが,通行時はご注意下さい。

・トンネル走行に備えて,赤色の尾灯,ライト(前照灯)を装着して下さい。

・エイドステーション(もちろん手弁当運営ですので,極く簡単なものです)を白川ダム湖畔と樽口峠駐車場に設置致します。ご利用下さい。

1.最初の丘越えまでの9キロ程度は幹線道路を走ります。県道 242 は比較的交通量が多いので,集団で走行する場合は,少人数(3〜4名)に分れ,グループ間の距離を取り,車による追い越しがスムーズにできるような配慮をお願いします。

2.県道 239 を走り,米坂線の踏切を越えて,R287 をほんの少しだけ走ります。この合流点はあまり見通しがよくないので十分注意して下さい。R 287 は交通量が多く,また道が狭いので要注意です。R287 に入って,ちょっと走ると,また直ぐに左折して県道 239 に入ります。また,R287 から県道 239 へのコーナーも見通しが悪いので左折時はご注意下さい。補給食の手持ちが心細い場合には,このコーナー(T字路)にコンビニ(サンクス)があります。このコンビニ以降,叶水の叶水酒店(スタートから約 50km )まで補給場所は自販機程度です。

3.東沢小学校脇を通り,小さな峠(というよりも丘か?)を越えます。ここの降りはコーナーが続きます。また,降って行って十字路を御伊勢町に入る(左折)ときは十分減速して下さい。過去に,うちのチーム員が,一時停止中の車に突っ込み,高価なカーボンフレームを分割フレームにしてしまった事例があります(苦笑)。

4.菅沼峠から白川ダムへの降り始めは,舗装が少々荒れており,狭いコーナーが連続します。対向車に十分気を付けて走行して下さい。白川ダム湖畔には簡単なエイドステーションを設けます。ちょっとした補給食,水,スポーツドリンクなどを置いてありますのでご利用下さい。白川ダム湖畔のエイドは往路復路共に「営業」(笑)いたします。

5.九才峠の小国側の降り始めが急勾配(10% ほど)です。さらに,最初のブラインドカーブは急勾配で 180°ターンします。オーバースピードで進入しないようにご注意下さい。その後も,叶水までの県道8は道幅の狭い箇所が多数あります。交通量は少ないですが,時折車も通ります。自転車のコントロールに常に余裕を持った状態で走行して下さい。

6.叶水の,GF 飯豊のオアシス的存在の「叶水酒店」を左手に見て真っすぐ進みます。昨年は,ここを左折していましたが,今年のコースは直進です。ミスコースに注意。ここで約 50km ですので,小休止などをしてもいいでしょう。叶水酒店の先にも食事のできる場所があります(店名,失念)。道なりに進めば,横川ダムに掛かる橋を渡り,やがて,子持トンネルが見えてきます(ダムに掛かる橋を渡る手前で右手の方にもトンネルが見えますが,そちらは違います)。トンネルの長さは約 1km ほど。中は比較的明るく,車の通りも多くはないので,特にストレスを感じることもなく通過できると思います。尾灯(赤色),ライト(前照灯)の装備をお忘れなく。トンネルを抜けると降りです。ダラダラ坂を結構な距離降って,「樽口」の道路表示に従って左折して下さい。

子持トンネル(叶水側)

7.左折後,集落内を通過し,山道を進むと,大滝ワラビ園の鋭角コーナーに出ます。前方に「全面通行止め」のバリケードがあるので直ぐにわかります(試走者よりの情報:6/7現在,工事は終了してバリケードは撤去されたようです)バリケードに背を向けて,右手の急勾配(県道15号)に入り,百子沢峠(仮称,正式名称知らず)へと登り始めます。登り始めの最初のコーナーはカーブミラーはありますが見通しが少々悪いので対向車に注意して下さい。さらに,この後も道幅が狭い個所も多いので,対向車に十分注意して下さい。もっとも,あまり車は来ませんけど。狭い道を登り切ると,ピークでいきなり立派な道になります。天気さえ良ければ,ここからは雪をかぶった飯豊本山が正面に見えるはず。

8.10% 勾配の広い奇麗な広い道路を快適に降って行くと,またしても,いきなり道は狭くなります。オーバースピードにご注意下さい。「百子沢」と書かれた,錆びれた木の看板を通過すると,本コース中最大勾配(14 ~ 15% くらい。距離はほんの僅か。復路では登る)の箇所が現れ,そこを通過すると,再び奇麗で幅の広い道路になります。が,川に掛かる橋の手前が急勾配(15% 程度)かつ,いきなり狭くなり,橋を渡ったところが直角コーナーです。橋の手前などに雨水で運ばれた砂が浮いていることもあり,オーバースピードでの突っ込みには呉々もご注意下さい。ここが一番の注意箇所。

9.上の写真の橋を渡って,狭い道を真っすぐに 200m ほど下って行くと,正面に民家があり,道はほぼ直角に左に折れます。このコーナーは,カーブミラーもないブラインドカーブです。対向車が来ることも多く,道幅が狭いので回避スペースはないので要注意です。

10.沢沿いの,舗装が荒れたガタガタ道を少し走ると,再び道が広くなったところが左折ポイント。足水中里方面に左折です。以前は,ここに「樽口峠」の看板がありましたが,何年か前に落ちてしまってから補修されていません。ここからはアップダウンを繰り返し,足水中里,樽口の集落(この集落は,右の道端,イワナの泳ぐ池のところに「樽口」の木の看板があり,直ぐにわかります)を通ります。鄙びた山村の風景をお愉しみ下さい。やがて,橋のたもとに「ワラビ園,ここまで」の看板が出てきます。この橋を渡れば(足水中里へ曲がってから4つ目の橋),いよいよ樽口峠への最後の登りに掛かります。ちなみに,左の方にはダートの林道が延びています。

11.樽口峠までの登り道は最初が急勾配です。その後は 5~6% の勾配が続きます。試走時には道端に山菜採りの車が何台か駐車していました。大会当日はかなり減ると思いますが,停車場所について何も考えていないような運転手もいるでの要注意です。平気でブランドコーナーに駐車してます。途中,一旦降って,それから登り返します。右手に何かの施設の小屋(電源か何かかな?)が見えると間もなく峠到着です。記念に,下のような写真を是非どうぞ(笑)。道標も大分朽ちてきていますので,あと数年が撮影のチャンス,..かな?

大分ボロボロになってきた道標

12.道標の先の展望駐車場には水場があります(駐車場奥の屋根の掛かった辺り)。また,ここにもエイドステーションを設置します。一休みして,(見えていれば)雄大な飯豊連峰の姿をご堪能下さい。駐車場から小玉川側に降ります。この道は九十九折りの狭い道で,カーブミラーのないコーナーも多いので注意して走行して下さい。車が時折,登ってきます。

13.しばらく下ると泡ノ湯への分岐に出ます。ここを右に進みます。六斗沢を経て,右手に小玉川小中学校(昔の校舎? 今は別の場所に移動?),左手に商店のある分岐に出ます。ここを左折して,梅花皮荘方面に向います。多くの場合,参加者はここら辺りでお昼近くの時刻を迎えるだろうと思います。もし,店に入って昼食をしっかり摂りたいなら,以下の二つの場所があります。

分岐の直ぐ先にある「民宿の越後屋」,メニューは,そば,うどん,岩魚
さらにその先にある「マタギの館」,ここもそばやらうどんやら

14.先に進めば,やがて国民宿舎・梅花皮荘(かいらぎそう)への分岐があります。余裕があれば,梅花皮荘での入浴もお勧めです(笑)。ここは直進。ここから先は軽いアップダウンを繰り返しながら徐々に登っていきます。でも,勾配は緩やかで,距離も短いので,心・配・御・無・用(笑)。

15.ここから先の,飯豊山荘までの往復約 14km ほどのコースが付け加えられたお陰で,今年の GF 飯豊のコースは,多分,恐らく,きっと,..東北のサイクリングイベントの中ではもっとも景観の素晴らしいイベントになったと思います(全部のイベントを知っている訳じゃないので断言できませんけど)。ここは晩春から初夏の時季に一遍は走っておきたい,お勧めのコースです。試走者(実は初めての走行です)は,恥ずかしながら,景観の素晴らしさに,走りながら思わず「ブラ〜〜ヴォ!!」と叫んだりしました。特に,下の「これより国立公園飯豊連峰」の看板から先が素晴らしいので,先を急がずにゆったりと風景をご堪能下さい。あ,別に急ぎたい場合には,急いで頂いても一向に差し支えございません(笑)。

 走るにつれて,今まで遠くに見えていた雪の残る急斜面の山が,どんどん眼前に近づいてくる様は,まさに圧巻です。樹齢数百年になろうかというブナの巨木の原生林も見事。渓流の流れの清冽さもまた見事。試走時は,曇り空で時折陽の射す程度の天気。そんな天気でさえ,これ(ブラ〜ヴォ!なんて叫んでしまうような)だから晴れていれば景観はさらに数段素晴らしいものになると思います。
#頼むから,晴れてくれぇ〜〜!db(_ "_

 何が素晴らしいのかは実際に走ってみて感じ取ってもらうとして,いくつか紹介しておきます。携帯のデジカメなので,素晴らしさは7割減くらいでしょうか?(笑)

16.そんなこんなで走り続けるとやがて「天狗橋」に出ます。

 この橋を渡り,8% ほどの斜面を 200m ほど登れば,折り返し点の「飯豊山荘」に到着です。チェックを受けて折り返します。折り返し点は「飯豊山荘」を過ぎて舗装路の最後の地点です。ここで試走者が待ち構えていて,皆さんの写真を撮影します。それが折り返しのチェックになります。

17.さて,復路は少々退屈です。が,集中力を切らさないようにお願いします。往路の登りは,復路では降りコースになり,そのすべてに上記の注意事項が当てはまります。小玉川を降って,県道 260 の新田橋への分岐をミスしないように。

18.白川ダムまで戻れば残る峠越え(丘越え?)は二つ。その一つは菅沼峠。降りは狭いワインディングロード(登りで既に認識済みと思いますが)ですので,呉々もご注意下さい。コーナー毎のカーブミラーの確認,カーブミラーのない箇所での減速走行など,安全に降って下さい。

19.最後のサンマリーナ玉庭の峠(いや,丘か?)を越えれば R121 で,あとは降り基調でゴール地点まで戻ります。それなりに交通量が多い国道です。夕方近い時刻での走行時は赤色の尾灯を点灯することを推奨します。#多分,薄暗くなることもないと思いますが,念のため。

20.夕方の米沢市街のサティ通りは車が混雑していて,走り辛いことと思います。ときに,品位も,モラルも,脳ミソすらもないような運転手がいますので十分注意して下さい。自転車のスピードの認識が低いドライバーの飛び出しにも要注意です。

 コースのプロフィールマップは以下の通りです。平地はほとんどありませんが,峠とは言っても,600m 以下の峠ばかりです。獲得標高はおおよそ 2600m ほどでしょうか。

最後に

 試走者が先だって参加した,BRM516 宇都宮 400km のブリーフィングで,スタッフが「宇都宮ブルベ史上,もっともシーニック(景色のいい)なコースです」と紹介しました。たしかに,素晴らしい景観を堪能しました。で,今回の GF 飯豊の,梅花皮荘から飯豊山荘までのルートは,まさに,そういったシーニックなルート。参加者の皆さま,是非ご自分の目と感性で,感じ取ってもらえれば幸いです。