朝は6時前から風呂へ。昨夜の毒を汗としてビトビトと垂れ流しながら40分程。
7時半から朝飯。三膳も食ってしまう。さて,今日はどうしましょうか?
空を観ると青空が覗いたり,陽が差したりしているものの,雨は相変わらず降っている。
テレビの天気予報を見れば,「会津地方,雨 時々止む」,.。@o@/// はぁ? 雨,時々・・止むぅ?
そんな予報聞いたことない。福島独自の表現ですか? 要するに,晴れることはないってことか?
9時頃に「よ〜し,行ってみるか」と大決定。が,走ったのはたった4名でしたとさ。:-D
各画像をクリックすると大きい画像がご覧頂けます。
名付けて,..
|
|
|
|
半田「山」は,この天気にインナーも着ず,指切りグローブなんかしている。雨具類もなし。標高 1000m 以上の峠を越えるんですが,..。遭難志願ですか? 見かねた加藤さんから,インナー,長袖ウェア,指付グローブ,ウィンドブレーカとフルセット借りてました。 |
9時半頃に4人でスタート。残りの車班は,今日は蕎麦屋などを巡るらしい。走り出して直ぐに路面からの跳ねと空からの雨でビショビショに,..。左折して,直ぐに始まる登り。のんびりペースで登るも,直ぐに暑くなって,みんなウィンドブレーカを脱いじゃいました。 |
この辺り,多少の雨は降っているものの,雲の切れ間から陽が差すなど,気温もそれなりに高く,条件はそれほど悪くない。少し先行して,写真など撮る。記録担当はこれが面倒なのよ。^^; |
|
|
|
|
こんな道をのんびりと,..。時折キノコ採りらしき車が来る以外は,道幅一杯で走ることが出来て,なかなか快適。 |
五枚沢林道に通じる道までは,山裾の山襞をトレースするアップダウンのきつい舗装道路で,距離は実に 15km もある。 2003 年の秋のツーリングでも五枚沢林道を降りてきて,山都町「いいでのゆ」まで走ったが,山都町への分岐のT字路で,コースクリエータの丸山さんから「ここからはもう直ぐ。この道を真っすぐ行って突き当たって右に行けば直ぐに宿。ここまで来たらもうビールのコップに手が掛かったも同然」と訳の分からない説明を受けた。が,行けども行けども,アップダウンの山道。分岐もあり,「真っすぐ」とはとても言えない。丸山さんの「真っすぐ行って」は,一般人の「真っすぐ行って」とは違う意味だと認識したのでした。^^; で,結果,何度かビールのコップを取り落としました。:-D その結構きつい道を走り切って,ようやく本番の五枚沢林道へ向かう一行。この写真は走行しながらの撮影かな。 |
そんで,少し近づいてもう一枚。写真班(って言っても,オレだけか)の苦労をわかってくれ〜・・。:-D 防水のデジカメが欲しいな。^^; |
|
|
|
|
五枚沢の集落を過ぎて,いよいよオフロードへ。なぜか,脚が軽く,ちょっと先行してみました。んで,途中で待っていて,後続の3人を撮影。 この辺りもイワナがいそうな五枚沢川が林道脇を流れていて,.。^^; |
五枚沢林道は,起点の五枚沢集落から終点の谷地峠(谷地平)まで,約 8 km の林道です。勾配はそれほどでもなく,所々に8% 程度(体感で)の極短い登り,多くは3〜4%程でしょう。道は締まっていて,浮石も少なく,走りやすいです。 |
半田が少し遅れて登ってきました。この辺りが今日のツーリングで一番状況の良かったころで,雨はほとんど降っておらず,空には青空が拡がり,風が強いものの快適に走れたのでした。 |
|
|
|
|
ちと,小休止。なにしろ,練習ではなく,ツーリングです。^^; |
半田「山」。生チョコ餅は旨かったかい? |
永島氏。走りながらの撮影のために画像がちょっとぶれました。 この辺りから,これまでも強かった風が,半端じゃない強さになってきました。しかも,雲が空を覆い,雨がバラバラと降ってきます。山の木々が揺さぶられて,道には折れた細かい枝が敷き詰めたように落ちています。山全体が地鳴りのようにゴーゴーと唸っている感じです。 そして,個人的には,今日は腰が猛烈に痛いです。>o<; |
|
|
|
|
五枚沢林道終点の谷地峠から望んだ会津方面です。晴れていれば,遠くに街並みが見えるのですが,.。もう,強風と横殴りの雨。左手に登ってきた路が見えます。この辺りでちょうど昼時。小腹が空いてきたのでゼリーを一つ補給。 この辺りの地図をツーリングマップル2で見てみると,こんな具合。地図中の「ブナの大木」というのが,上の写真の右手に写っている木です。それにしても,滝沢林道(地図中に追記)に関しての記載がなにもありません。もう完全に廃道となって,ツーリング対象ではなくなったということでしょうか? オレが赤崩林道と読んでいる林道は「葡萄林道」と記載されています。そういえば,東沢の終点附近の「間欠泉」も記載されていませんね。 |
永島氏と半田「山」。そういえば,この五枚沢林道を喜多方方面に降ったことは何度もありますが,喜多方側から登ってきたのは初めての経験。半田は恐らく,五枚沢林道を走った,初めての YUCC メンバーになったのでは? |
ここで,携帯は,いわゆるバリ3(アンテナ3本の状態)。車移動組に電話するものの,向こうは出ない。後で訊けば蕎麦たぐりながら一升酒を喰らっている真っ最中だったとか。^^; ここで,この先のルートについて相談。加藤さんは滝沢林道(広河原に抜ける,今は車両通行不能の林道)を主張。オレは大人しく赤崩(葡萄沢)林道を進み,飯豊トンネルから岳谷に出るコースを主張(この場合には,もう一本中津川林道越をしないと広河原に出ない)。 |
|
|
|
|
風がますます激しくなって,寒くて仕方ないので(この辺りは標高 1100m 近い),とっとと降りようということに。 この辺りは僅かに色付いてます。今年は紅葉が大分遅いようです。 |
福島山形の県境でウィンドブレーカに袖を通す加藤さん。強風でバタバタ言ってます。 その後,オレの頑張りも虚しく,とうとう滝沢林道に向かうことに。^^; この林道,1994 年のツーリングから始まって(このときは全線問題なく走行可能。車両ともすれ違う),我々とは因縁浅からぬコース。2003 年に走ったときは落石個所がかなりあって,押しやら担ぎが大分入った(それでも乗車率7割以上)。そして,2006 年。先だって,広河原からのコースを大江達が走ったらしいが,完全に廃道化していて,一遍行ったらもう沢山という状態だったらしい(乗車率3割弱?)。道が崩れ落ちている個所も何ヶ所かあるとか。オラ,知らね。:-D もっとも,この滝沢林道と言う名称が正しいかどうかはっきりしない。飯豊トンネルのところに向かう赤崩林道とこの滝沢林道を一緒にして葡萄沢林道ということもあるらしい。 |
3本の林道(五枚沢林道,赤崩(葡萄沢?)林道,滝沢林道)の合流点(谷地平)から降っていって,しばらくすると,最初の難関がバックリと口を開けてました。道がありません。@o@/// 川(沢?)がザーザー流れていて,道がバッサリ,ゴッソリと無くなっています。 「行くんですか?」「行く」「引き返さないんですか?」「引き返さない」・・・ 仕方がないので,まずオレが下に降りて,自転車を受け取って沢向こうに渡すという作業を繰り返して,なんとか,全員渡り終えた後の図です。あ,半田は元気に走り幅跳びで沢を越えました。お年寄りは元気に沢に降りて向こう側にどっこいしょとよじ登りました。^^; さあ,加藤さんプロデュースのアドベンチャー劇場の開幕です。:-D |
|
|
|
|
道を寸断した沢を越えた,その先も,ガレガレで乗れたものではありません。紅葉が遅い山も 1000m 辺りでは,ちょっとだけ色付いています。 この写真の先には,ドロドロの湿地帯のような個所があり,生憎自転車のタイヤを泥に取られたオレは,ドロドロの水に足を突っ込む羽目に,..。足首から下がドロドロになりました。折角,沢を渡るときに濡らさないように気を付けたのに。もう,なにも怖いものはありません。:-D でも,まぁ,結局,全員,ドロドロのグシャグシャになった訳ですが。^^; 幸い,気温が比較的高かったので,足の指先の感覚がなくなるまでは行きませんでした。 |
加藤さんのキノコ探しが始まりました。この倒木にビッシリと生えているのはなんでしょうか? さすがに,やばそうなので取らなかった様子です。 その後も林道は両側から草が覆い茂り,さらに山側からの落石がゴロゴロしており,まともに自転車に乗っては降れません。まるで障害物競走。ちょっと乗っては押したり,担いだりでなかなか距離が稼げません。 誰だ?こっち(滝沢林道)の方が早いと言ったのは?:-D |
加藤さんが怪訝な顔で立ち止まった足下を見ると,なぜか,比較的新しい運動靴が一足きちんと揃えておいてありました。こんな山の中の廃道化している林道にあるべきものではありません。理由が思いつきません。無理に考えれば,キノコ採りに来て,長靴に履き替えて,そのまま忘れたと言うようなものでしょうか。いささか薄気味悪いので,画像はなし。:-D と,その先には,..。何ぢゃこりゃ? いわゆる「山抜け(土石流の小規模な奴)」で山側の小さな沢が林道自体を抉って,ザーザーと流れています。写真の水が流れている場所が林道そのもの。仕方がないので僅かに残る,道の端を自転車を担いで歩きます。歩いている道の端の狭い部分の左側は崖になって,遙か下(20~30mくらいかな)を萌葱色に増水した西沢がゴーゴーと音を立てて流れています。 |
|
|
|
|
加藤さんがまず踏破。 |
次いで,永島氏と半田。写真撮影後,オレは,この後イソイソと突破。もう,濡れているから水の中をザブザブと。^^; この個所,大江達が来た時には水は流れていなかったようですね。 |
それで,こんなところが至るところに現れます。とにかく,林道の山側から流れ出ている,小さな沢という沢で,小規模の土石流が起っているようで,流れ出した瓦礫が至るところで林道を塞いでいます。 |
|
|
|
|
こういった個所が10ヶ所以上もあったでしょうか。崖の縁をへずるような,少々ヒヤヒヤする場面もありました。ガレ場で滑って転んだりすると(濡れた石や倒木と SPD シューズの組み合わせはかなりやばいです),尖った石がゴロゴロしているので,軽い転倒でもダメージがでかそうです。雨と風は相変わらずで,もうずぶ濡れだわ,腹が減ったわ,..。でも,不思議とこの程度のコース状況ではなんとも思いません。とれとれバイクやらの経験がモノを言っている感じです。乗車率3割程度でしょうか。 |
||
|
|
|
|
中には,こんな感じで林道が完全に崩落していて,山から流れ出た水が滝の如く西沢に流れ落ちている個所もありました。この写真の左に残っている僅かな路肩部分を自転車担いで通過。^^; |
これがオレが一番規模がでかいと思った土石流個所かな?とにかく凄まじいの一言。沢には申し訳程度に砂防ダムもいくつかありましたが,まったく意味がないんじゃない? |
なにしろ,滝状態です。山の上の方からドードーと水が落ちてきています。写真など撮りながら,しばらく流出した瓦礫の上をウロウロしてましたが,また石が落ちてきたら,..なんて思うと少々気味が悪く,ソソクサとこの個所を抜けました。 この後も,自転車を担いで,落石個所や倒木を何度も越えて,ようやくまともに走ることの出来るところまで,..。ガンガン飛ばして,ようやく広河原の間欠泉との分岐に到着。 この辺りから先は強風と雨でデジカメを出す気にもならず(出せず?)。腹が減ったせいか,足先や手先が大分冷えてきました。 |
|
||
|
広河原から,林道を二本繋いで,権平峠を経て玉庭へ。雨の林道走行のせいで,自転車のリアのブレーキシューはすっかりなくなりました。しかも,広河原から抜けて最初の林道に入った辺りから,どうもハンガーノック気味だったようで,次第に身体に力が入らなくなってきました。 加藤さんはなぜだかメチャクチャ元気。^^; ようやく林道を走破して,サンマリーナの下の商店で温かい缶コーヒーを飲みました。うめぇ〜〜・・・。* ̄∇ ̄* この後,ますますひどくなる腰痛と何とか持ちこたえている怠さと戦いながらサンマリーナを越えて,雨の中ずぶ濡れになって121号線へ。ここから自宅に電話。セッセと走って4時頃に帰宅。距離は 85km 程ですか? 帰宅後は自転車と身体の泥落としを手早くやって,風呂に入ってようやく一息。身体が温まると,もう,怠いわ,眠いわで,風呂の中で気を失うこと数度。腹が減って,どうにもこうにも,..。この状態になったのは久しぶりです。 |
それにしても,滝沢林道の荒れ様は想像以上で,走破はまさにアドベンチャーに近いものでした。山抜けの個所も,ここのところの大雨で水がドードーと流れていました。山の保水力も限界と言うような状態でした。もし,これを読んで走り(歩き?)に行こうと思う方は,それなりの経験,装備と心構えで望んでください。下手すりゃ,遭難しますよ。:-D 携帯電話は全域「圏外」です。^^;
ということで,今年のツーリングは「番外編 廃道アドベンチャー produced by 加藤オヤヂ」でした。お付き合い頂いた皆さま,お疲れさまでした。そして,車運転の皆さまに感謝いたします。 |
|